SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)とは、学校、教育委員会等管理機関と、大学・科学館等との連携により、児童生徒の科学技術、理科・数学(算数)に対する興味・関心と知的探究心等を育成するためのプロジェクトです。
つまり、理科や数学の学習内容が、身近な生活を支える「科学技術」とどうつながっているのか、ということを体験してもらって、もっと身近に感じてもらおう!!という計画です。(私はそう捉えています。) 私達の生活はたくさんの「科学技術」で支えられています。日々技術が進歩して、より便利になってゆくのは、日々その研究を行っている「研究者」や企業の存在があるからだと思います。しかし、生活の中でそれを実感することはほとんどありません。テレビ番組で研究者のドキュメンタリー番組を見る時や研究者の書いた本を読む時くらいです。 中学校や高校で習う「理科」は、生活を支える「科学技術」と繋がりのある内容がたくさん含まれているように思います。 「実際に研究している人と話す」ということはその「繋がり」を実感できる方法の1つだと思います。 詳しくは…科学技術振興機構のHP参照☆ http://rika.jst.go.jp/spp/index.htm …というわけで、今年もTAとして出張授業についていきました。 私たちの行う授業のテーマは「遺伝子組換え」 「遺伝子組換え作物は使用しておりません」 などの表示は、お菓子のパッケージや納豆のパッケージで普段からよく見かける言葉です。 「遺伝子組換え」という言葉は段々と身近なものになってきているのだと思います。 大腸菌に、オワンクラゲ由来のGFP遺伝子をいれる!という実験を通して、遺伝子組換えについて学んでいこうという意図で、全部で4時間の理科の授業を行いました。 講義やディスカッションなども入れながら、実験をすすめていきました。対象は中学3年生でした。 実験の内容が多かったためか、中学生にとっては難しい内容だったかな…と思う場面が多々ありました。実験操作に一生懸命でなかなかディスカッションまでいかなかったのです。去年より実験内容を増やしてしまったのが問題だったかもしれません。 もう少し中学生の声を聞きたかったのですが、時間がありませんでした。 しかし、やはり光るところを見ると歓声があがっていました。 実際に自分たちで手を動かして実験をする、というのは楽しいですからね。 遺伝子組換えについて理解できたかどうかはさておき、この経験で少しでも興味を持って、能動的に何か調べものをしてみたり、好奇心をもったことを誰かに話してみたりする生徒がいればいいなと思いました。 今回は液体培地をつかって、プレートにお絵描きしてみよう、というものも行いました。 ↑の写真の光ってるプレートの左の方は私が書きました。日本の国旗とサッカーボールを書いたつもりだったんですが…サッカーボールに見えず……。 右の方は「どらえもんの顔」だそうです。 TAとして参加できてよかったです。大変楽しい企画です。 スポンサーサイト
|
日テレで毎週土曜20時から放送されている
「世界一受けたい授業」 http://www.ntv.co.jp/sekaju/ 6月10日(土)に放送された回に、熊本大学の先生が出演されていました~ (^ワ^)/ の著者でもあり、睡眠の研究をされている先生です。 この本はとてもおもしろいのでオススメです(^^) 録画してもらったのはいいものの、まだ見ていないので番組の感想はまたのちほど… |
| ホーム |
|